メンテナンスについて
実際にメンテナンスやモニターを設置されていないお客様がPC(パワーコンディショナー)の出力数値の微妙な変化には気付かれず、ひと月に500K/W程度の減少を見逃しているケースは多々あります。
ひと月に500K/Wと言うと1日にして16K/Wです。
晴天で1日に300K/W程度できる発電所(49.5K/W)で数時間程度のうす雲がかかったりすると1日にして16K/Wくらいは簡単に失ったりします。
しかし、これが1ストリングス(8枚程度)のモジュールを失っていたとしても同じような数値となります。(直列繋ぎなので1枚が落ちると1ストリングス落ちる) 仮に、これに状態に気付かずそのまま放置すると1年では6000K/Wの損失となり、単純に考えると20年間では120000K/Wの損失となってしまいます。
金額にすると380万円から480万円の損失です。(買取り単価の違いによる)
後に気付いたとしても取り返すことはできません。
まずは、モニターの設置を考えてみてはいかがでしょうか?
業務 |
説明 |
実施頻度 |
金額 |
保守点検業務 |
本発電施設の異常有無を確認、発見等の保守業務を行い、また発電量に異常がないか、全パワーコンディショナーの発電量を確認し甲に報告する。 |
月1回 |
月額基本料金 10kw 10,000円 (1kw増ごとに200円追加) *2、3 |
架台・モジュール・ケーブル・パワーコンディショナー・メーター等の外観目視点検を行い甲に報告する。 |
月1回 |
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本発電設備に使用されているボルトの締りを確認し、増締めを行う。また本発電設備内に錆が確認された場合は錆止めを塗布する。※1 |
通年実施(必要時) |
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修理修繕等が必要な時は工事業者を選定、見積書作成等を依頼し、工事業者に発注する。 |
随時(必要時) |
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場内整備 |
保守点検時に、ゴミ拾い等の清掃及びパネル上の鳥糞や枝葉などの付着物の除去、機械器具を使用しないような簡易な除草等を実施する。また、その実施についても保守点検報告と合わせて報告する。 |
随時(必要時) |
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月次報告 |
目視点検状況および場内整備等の作業内容、現地の状況を定点撮影し、月報にまとめ原則メールにて提出する。 |
月1回 |
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電気点検 |
年に1度PCS交流側の電流及び電圧の測定試験を行う。 |
年1回 |
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災害対応 |
台風、洪水、地震、火災、竜巻、落雷等発生後、本発電施設の状況確認し、報告書を提出する。 |
災害等発生後依頼時 |
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緊急対応 |
本発電施設に緊急・異常が発生した場合可及的速やかに対応。 |
依頼時 |
1回/ 20,000円~ |
施設整備 |
夏季(5~10月の間)に草刈を実施する。 |
随時(必要時) |
1坪/ 150円~ |
除灰 |
噴火活動を由来とする降灰の影響と思われる発電量低下が、監視システムにて判明した場合、もしくは月1の目視点検時に降灰の層(5mm以上)が確認された時に実施する。 |
随時(必要時) |
1回/ 100,000円~ |
特別対応 |
特別な依頼事項の対応を行う。 |
依頼時 |
別途見積 |
*2 パネル総出力により算出(1kw未満は切り捨て)。
*3 余剰売電については、別途見積り。